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ハダカデバネズミの話2022/01/27

カテゴリー: トピック

naturally代表の南方和美です

高齢になるにつれて死亡率が高くなることに関しては、「ゴムパーツ・メーカム(Gompertz-Makeham)法」と呼ばれる死亡率の法則がある。
成人以降に年齢が上がるにつれて死亡率も上昇していくことを示す数式です。
科学誌「サイエンス」の電子版によると、人間は30歳以降8年毎に死亡率が2倍になり、哺乳動物は人間から馬・ネズミに至るまでこの法則に従います。

今朝の羽鳥慎一のモーニングショー
老化を治療することは可能か?というテーマで、東京大学医科学研究所の教授や玉川さんが熱い討論をしていましたが、私はそのあたりの会話よりも象とハダカデバネズミがガンにならないという話題に興味津々。

ハダカデバネズミ

通常ネズミは短命で、寿命はせいぜい1〜2年。
ところがハダカデバネズミは何と30年も生きられるらしい。
しかも、このネズミって老化をしないそうです。

そもそも老化って主に血管機能の老化によって身体に様々な不具合が起こるのですが、ハダカデバネズミは何歳になっても健康な血管機能を維持する事ができるのです。
もっと驚くことに無酸素状態で20分近く過ごしても大きなダメージなく生きながらえることができるのですって!!
そしてガンに対する耐性が極めて高く、野生のハダカデバネズミでガンを発症した個体は一匹も発見されていないのです。凄すぎませんか?Σ(・□・;)

文明とは無縁のアフリカに住む小さなネズミ。
ハダカデバネズミの生体メカニズムが解明されるのが楽しみでなりません。

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