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運動とアドレナリンと成長ホルモン2023/06/23

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書

naturally代表の南方和美です。

アドレナリンとは、神経伝達物質の一つで副腎髄質(ふくじんずいしつ)から分泌される心拍数や血圧上昇作用のあるホルモンです。
別名で「エピネフリン」と言われたりもしています。

運動とアドレナリンと成長ホルモン

有酸素性運動をすることでアドレナリンが分泌され、そのアドレナリンの作用により脂肪の燃焼を促すリパーゼ(脂肪燃焼リパーゼ)が沢山作られ血液中に放出されます。
運動とはカロリーを消費するためだけに必要なのではなく、脂肪燃焼しやすい体質になるために必要なのです 。
しかしアドレナリンの作用よりも強い作用(脂肪燃焼)を持ったホルモンが存在するのです。
それは「成長ホルモン」
その成長ホルモンの分泌を促すのが無酸素運動なのです。
30秒から1分程度の無酸素運動を行うことで筋肉の繊維が傷つき、それを修復するために成長ホルモンが分泌されます。
(無酸素運動とは:腹筋・スクワット・ダンベル運動・フリーウエイトなどのレジスタンストレーニング)
その結果アミノ酸が集合し筋繊維が太く丈夫に育っていくのです。
筋繊維が太く大きくなると、より多くの遊離脂肪酸を取り込むことができエネルギーとして使えます。


続いては「アドレナリン」
分泌が始まると肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンの分泌が促され、肝臓では新糖生が起こります。
グリコーゲンが血中に放出されると血糖値が上昇し脳が目覚めます。
集中力や判断力を高める効果を生みだし、筋肉の活動エネルギーとなるグリコーゲンの供給によって筋肉が継続して活動できる状態になるのです。

アドレナリンを出して脳を覚醒し筋肉を効率よく動かしてみませんか?
軽い負荷からで十分なので、関節を大きく動かすレジスタンストレーニングを組み込んで、成長ホルモンを放出し筋肉を育てましょう。

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