TOPIC NEWSトピック&ニュース

健脚2022/03/20

カテゴリー: ブログ

健脚【けんきゃく】足(脚)が丈夫で歩くのが達者なこと。

昔の人は健脚であったためによく歩きました。
江戸時代では普通の人でも(飛脚は別として)1日に30キロから50キロは歩いていたそうです。
電車や自動車など移動手段に使う乗り物もなかった上に、馬に乗る人は限られています。
川を渡るのだって船を乗れたらいいけど、それも乗れない場合は泳いで渡っていました。
まさに毎日がトライアスロンですよね。

それに比べて私たち、どう?

戦後、団塊の世代を生きた我々の親が不自由のない現代を作り上げてくれました。
乗り物を使えばどこにでも短時間で移動できる。
その恩恵が「現代人の運動不足・脚の弱さ」につながっていくなんて何とも皮肉な話ですよね。
便利は便利でいいと思います。
でもね、江戸時代と現代において地球上の重力は変わらないし、人体のメカニズムもバイメカもそんなに大きな変化はないわけです。
そりゃ、より人間に近いヒト亜科「霊長類」が現れた600年前に比べたら、さまざまな変化を繰り返したこと間違いない。
生きていくための運動ロコモーションだって違う。
だけど、ほんの150年前に生きていた人と現代人がこれほど体力に差があるなんて、う〜ん、どう考えても警鐘を鳴らすべきだと私は思うのです。
便利さは必要です。豊かな暮らしを作ってくれた先人に感謝しなくてはなりません。
でもそれに甘えてしまっていたら後で泣くのは自分だと思いませんか?

歩きましょうか♡
ただ、ムキになって歩きすぎてもオーバーワークになります。
健康になるどころか免疫力の低下や関節の痛みが出てしまいますので「過ぎたるは及ばざるが如し」ですよ。
いつもより10分長く多めに歩いてみる、いつもより1000歩多く歩いてみる。そんな感じで良いと思います。
厚労省が打ち出している「プラス10」とは、そんな意味。

そして、プラス筋トレも加えてみませんか?
ウォーキングやジョギングで使われるのは遅筋(弱い負荷で持久力がある)です。
健脚のためには速筋(強い負荷で瞬発力がある)も鍛える必要があるのです。

お勧めはやっぱりスクワット

ゆっくりとした動作で1日10回やってみましょう

カテゴリー: ブログ