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トリックモーション2020/08/09

カテゴリー: トピック

naturally代表の南方和美です。

トリックモーション(代償動作・代償運動)とは、本来の動作や運動を行うのに必要な機能以外で補っている動作(運動)を行うことです。

ある動作の中で単体の筋肉や関節だけでは「筋出力」や「柔軟性」に限界があり、その動作がしきれない場合に出現します。
クライアント様の姿勢や動作を評価する際に徒手筋力検査(MMT)で代償動作が起こっていないかを確認しますが、起こっていない人を見たことがありません。
つまり代償動作は、一人ひとりの大切な個性身体の使い方を自分なりに工夫している証拠なのです。
トリックモーション(代償動作・代償運動)いう言葉をアカデミックハラスメントではないか?と論じる教育者の声が多く届きます。
その声を聞くたびに反省している私。
何を隠そう、数年前までは代償動作を見つけることを使命のようにトレーニングしていた時期があるからです。
間違いではありません、代償動作を見抜き修正することで痛みから解放される人がいることは事実ですから。
でも、代償動作よりもっと大切なことは、その人の人生の中で「自分の身体を上手に工夫して使ってきた」ということを認め、今よりももっと伸びやかに動きたい!身体を動かしてみよう!と思っていただくこと。
痛みや不快感でどうしても改善したいと強く願う人には、身体の使い方に対する動作分析をして「過緊張」や「拘縮」を見極め、その部位に対するセルフケアをお伝えします。
ただ、セルフケアに関しては個人の骨格系や靭帯の可動域を確認し、オーダーメイドのプランを提案することが大切。決して簡単なことではありません。

私はトレーナーとしてその場で機能改善を施すことは出来ますが、大事なことは使いすぎの部位に対するセルフケアの習慣だと考えます。
砂長じて巌となる
小石は長い年月を経て大きな石になるように、身体のケアも同じです。
小さなうちに改善することが大切。
大きくなってからでは良くなるまで時間がかかりますからね。

JHCA公認パーソナルトレーナー 南方和美

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