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Your chair is your enemy2019/01/26

カテゴリー: トピック

naturally代表の南方和美です。

企業における健康経営の考え方と取り組み方法

大阪ガス株式会社の産業医・健康開発センター健康管理医長を経て平成8年から大阪ガスの総括産業医に就任。
現在は厚労省や大阪府医師会「健康スポーツ医学研究委員会」副委員長はじめ各方面で幅広く委員長を歴任している岡田邦夫先生に「健康経営」を学んだのは去年12月でした。

ご講義の中で印象深かったのは

エコノミー症候群は職場で起こっている

Improving health risks by Standing work
脂質異常リスクが4%減少

1時間/日の立ち仕事で
心疾患7%減少

立ち姿勢によるワークスタイルの浸透が早かったのはデンマークやスウェーデンです。
北欧諸国でデスクといえば上下昇降デスクを指し、新しく導入されるデスクの9割以上が上下昇降タイプ。
国民の健康増進に真剣なのは医療費が無料なので医療費抑制には力を入れています。
そのために労働環境も厳しく指導されているそうです。

「座りすぎは死につながる症候群(sedentary death syndrome)」
「座ることは喫煙と同じ!(Sitting is the New Smoking!)」などの言葉も誕生し、グーグル、フェイスブックなどのシリコンバレーの企業が上下昇降デスクを導入しています。

ただ、いくら座りっぱなしが体に悪いと言われても、立って仕事をするのは疲れそうだと思ってしまいますよね。
ですが、実際には「座りっぱなし」で疲労は蓄積しているのです。
厚生労働省の調べによると、オフィスワーカーの約7割が目や首、肩、腰などの身体的疲労を抱えていることがわかっています。

オフィス環境の見直しは健康経営の最大ポイントであると私は思います。

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