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こむら返りとバナナ2022/08/12

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書

昔、ふくらはぎのことを「こむら(腓)」と呼んていました。
こむら返りは「腓返り」、腓腹筋の痙攣(けいれん)のことを言います。
腓腹筋は外側頭と内側頭の2つの筋肉で構成。

上は太ももの大腿骨から始まり、下はヒラメ筋と合わさってアキレス腱となっています。
こむら返りの原因は様々ですが、腱紡錘(ゴルジ腱器官)の動きが鈍くなっていることも一つ。
腱紡錘って何ぞや?って感じですね。
簡単に説明すると、私たちの筋肉は強い負荷がかかったときの損傷予防に安全装置が存在します。
過度に伸びきったり縮みすぎたりしないように働く安全装置。それが腱紡錘です。
 
何かのきっかけで腱紡錘の働きが弱っていると収縮状態(縮み続けること)に陥り痙攣という症状が出現するのです。
他にカリウム不足も考えられます。
カリウムは体液濃度を制御するミネラルのひとつで特に筋収縮に関わっているもの。
不足すると筋肉痙攣を引き起こします。
カリウムは汗とともに排出されるので、気をつけて補充必要があります。

バナナを食べるとよいかもしれませんね
カリウムの豊富でいうと文句無し。
またバナナはすぐに消化されてエネルギーに変わる単糖類やゆっくり消化されてエネルギーに変わる小糖類・多糖類が含まれています。
運動する方に適した食材だと思いますし、食欲がなくなってしまう夏場の栄養補給としても優しい果物だと思います。

 

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