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〜血栓予防〜「t-PA」を働かせる運動と呼吸法2021/03/23

カテゴリー: 女性の健康

naturally代表の南方和美です。

血栓ができる大きな原因にストレスがあることはご存知の方が多いと思います。
そのストレス以外に同じ状態になることがわかってきました。

それは、恐怖不安

太古の時代から自然の中で生きてきた人類の祖先は、ケガで出血した際に直ぐに血液を固めて出血を止めないと命にかかわっていたので「ケガをするかもしれない状況」つまり強敵に出くわして恐怖を感じるような状態になると「固まる準備をする」よう進化したと考えられています。

脳梗塞の治療に使われるt-PAという特効薬があります。
救急の患者にこの薬を投与すると、脳の血栓を溶かして後遺症を防ぐことが期待できる凄い薬です。
実はt-PAは、もともと私たちの血管の中に分泌されている物質(体内酵素)で、血栓ができると速やかに溶かし、血管が詰まってくれることを防いでくれています。

私たちの身体に自然に備わっているt-PA(体内酵素)をアップさせる最大の方法は運動です。
ポイントはウォーキングなど息が上がらない程度の軽い運動(有酸素性運動)を1日30分程度、できれば毎日行っていただくのが理想。
血栓を溶かすt-PAが働きやすい身体になれます。

そして、不安を取り除くための簡単な方法は何といっても心の安定、簡単なのは腹式呼吸法です。
不安を感じたり緊張している時にみなさんはどんなことしますか?
「ふ〜」って息を吐きませんか?
吐く呼吸は副交感神経。
人間は無意識のうちに自律神経を整えようとしているのですよね。

よかったらYouTubeで心を落ち着かせてください。
平穏な気持ちで自分の呼吸を感じてほしい。瞑想時間を作っていただくと尚更よいと思います♡

カテゴリー: 女性の健康