馬の蹄(ひづめ)の話2020/09/08
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naturally代表の南方和美です。
「馬の蹄(ひづめ)って中指って知ってた?」
「え?そうなの?じゃあ他の指は?」
食事中の何気ない会話だったけど、そのことが「健康を進化から考える」今の原点になっています。
あれから私は…….
地球の生い立ちと微生物、ミトコンドリアとシナノバクテリア、長寿のシンボル「像」の睡眠時間、など。
環境や生態系、そして進化の過程に興味を持ち、どれだけのことを学んだのだろう。
遠い昔、馬の祖先は中指だけでなく他の指も使っていましたが、複数ある指はものを掴むことができても速く走れません。
草食動物の馬は、天敵である肉食動物から逃げなければなりませんので、足をコンパクトにして速度を出す必要がありました。
馬は中指を一本にすることで歩行・走行に特化し、その他の指の使い方を捨てたのです。
この進化によって、天敵に対抗できる速さと優れた心肺機能で逃げ切る能力を身につけたわけです。
(しかしながら、では何故に他の動物も同じような足にならないのか?考えると根拠に乏しいですが、ね)
人間もそう。
必要なもの、必要でないものに順応しながら進化してきました。
サイエンスも重要だけど、進化から探っていくことも「健康」を啓発する上で大切ですよね。
私を成長させてくれてありがとう!
とびっきりの笑顔を思い出して、素直に感謝を伝えたいと思いました。
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