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死亡の最大要因「たばこ」2018/09/23

カテゴリー: トピック

受動喫煙対策、政府の健康増進法改正案は都条例より規制緩やか

患者数が推定500万人もいるという別名「たばこ病」

正式な病名は慢性閉塞性肺疾患 COPD。
気道が狭くなったり、肺の働きが悪く呼吸がしにくくなる、症状を想像しただけで苦しくなってくるような病気は長期の喫煙習慣で発症します。
毒性の強いニコチンやタールは発がん性の物質を含め約4000種類もの化学物質が含まれています。
健康被害が高いのに国民の認識は低い。どうなっているのでしょうか。
2008年のCOPDによる死亡率が死亡順位4位だったことを知っている方は少ないと思いますが、WHOでは2030年には死亡者数が30%増加・死亡順位も第3位になると推測しているから問題は深刻なのです。 子ども達の肺は小学校低学年までに成長します。 たとえ親がベランダで喫煙しても、衣服や髪についた成分が家の壁やカーテンなどに付着すると影響を及ぼすのですよ。 副流煙の方が能動が高い場合もあります。 子ども達の呼吸器を守るのは大人の責任です!
禁煙はいつ始めてもいいのです
吐く息に含まれる一酸化炭素レベルは禁煙を始めて数時間で正常になります。
24時間後には心臓発作の危険が低くなります。
たった数日で嗅覚および味覚が回復。
一ヶ月後には咳や痰が改善されて肺がんのリスクは少しずつ下がっていきます。

日本は喫煙に関する規制が甘いと言われていました。
アメリカは1990年代から州単位で全面禁煙化を進めています。
アイルランドでは国全体で全面禁煙にする法律を2004年に施行、これは世界初です。
嗜好を見直す努力を。 今から始めましょう。

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