デパス2022/02/15
カテゴリー: 女性の健康
naturally代表の南方和美です。
2019/6/1 号
薬が悪いのではないと思います。
naturallyとして独立してから、研究者や薬剤研究者、臨床開発員と出会う機会が多くなり、その方々の地道で熱心な姿勢に触れて「病気を治すため」に情熱が注がれていることを知りました。
科学や化学のチカラはすごいのです。
さて、向精神薬のリストに聞き覚えのある薬の名前がありました。
デパス
週刊 東洋経済(2919/6/1)の50ページに、依存性のある向精神薬「麻薬および向精神薬取締法」で指定されている主な内服薬がクローズアップされています。
先日、知り合いの精神科医に「デパスは依存性がないと他のお医者さんから聞きましたが本当ですか?また、運動中に服用しても問題ないのでしょうか?」と質問しました。
「依存性はあります。どうしても処方しなくてはならない患者様には一錠を予め半分に割って「飲まない時は捨てても構わない」と言って渡します。運動中などもっての外。危険すぎる」と。
多剤併用
NHKニュース おはよう日本 2019/2/19 放送
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/02/0219.html
薬6種類以上で副作用があるリスクを厚生労働省ガイドラインにまとめています。
おそらくポリファーマシーの中に高血圧の薬は必ず入っているだろうな。
いつも思いますが、どうして測定値を年代別で大きくクローズアップしないのでしょうか?
2014年に改定された高血圧治療ガイドラインでは年代別の平均値を出しています
20代
男性 120/74mmHg
女性 113/70mmHg
60代
男性 143/84mmHg
女性 141/81mmHg
血液検査だってそう。
何故、若い人とご高齢者が同じ数値なの?
加齢と共に血液の数値が変化するのは当然ではないでしょうか?
薬は治療が必要な人に必要な量を!心から願います。
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