サプリメント2021/04/12

カテゴリー： 女性の健康

naturally代表の南方和美です。

サプリメント
法的に表現すると「一部のクスリに当る範疇を入るもの以外は食品に入る」ということで正式にはダイエタリーサプリメント（栄養補助食品）です。

友達もクライアント様もサプリメントのことを私に相談してきますが、そもそもクスリもサプリも飲む習慣がない私はいつも同じ台詞
「あくまでサプリメントは補助食品。それよりも栄養バランスを考えて、特に良質の土で育った野菜や穀物を旬の時期に摂る方が身体に優しいと思う」

食品そのもので摂るよりも、成分が濃縮されていることが多い健康食品・サプリメントは、過剰摂取による健康被害を受けやすいという事実があります。

例えば
簡単に手に入るカルシウム剤。
過剰摂取で動脈の石灰化を促し、心臓病のリスクを高めるという米国からの報告を耳にしたことがあります。

例えば
ビタミン剤の摂りすぎ。
まれに手足の痺れ、腎臓結石など健康被害が報告されています。

なんでもそうですが、バランスが大切ですね。
過ぎたるは猶及ばざるが如し（すぎたるはなおおよばざるがごとし）

アメリカに住む親友が言っていました。
「医薬やサプリメントは半病人～病人を対象としているのに、日本では健康～半健康人が飲む。不思議」って。

一時4兆円まで上がったサプリメント市場から粗悪品を排除して半分以下の市場に落としたアメリカ。
規制強化を求める声が消費者支援団体の間で高まり、消費者のための月刊誌「コンシューマー・リポート」では危険なサプリメント12種類の製品名を挙げるほどです。
そう考えると親友の「不思議」は納得できます。

ただ、どうしてもサプリメントを摂りたいならば、食品保健指導士に相談して信頼できるものを選んでもらうことも一つではないでしょうか？

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