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メラトニン2022/01/08

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書

naturally代表の南方和美です。

夜間に起きているということで乳がんが増えるというデータについて日本では有力な調査結果が出ていませんが、乳がんと同じく性ホルモンで影響を受ける前立腺がんについては結論が出ています。
交代勤務につく男性は昼間だけ働く人に比べて前立腺がんの発症は3倍も高くなっています。
さらに研究が進めば性ホルモンと夜型人間について男女差なく結果が出ると想像します。

人間には昼間に活動して夜間は寝るという生体機能を調整するホルモンがあることをご存知ですか?

メラトニン

体内の調整だけでなく、がんの発生を抑える制御遺伝子の作用や性ホルモンの分泌にも関与。
欧米では夜間勤務の女性は乳がん罹患1.4倍に増加。
日本では肥満や高血圧・脳血管障害・さらには糖尿病やうつ病の発症率が上がることが調査でわかっています。
そこにはメラトニンの関わりが大変深く、やはり早寝早起きの大切さがクローズアップされます。
職業によっては、どうしても夜間勤務を避けることができない場合もあります。
そこは働き方になるのでキャリアコンサルタントや社労士の専門的な意見をいただきましょう。
仕事ではなく「夜更かし型」の夜間人間は、はやり早寝・早起きをお勧めします。
毎日毎日「品行方正に早寝する」とは言いませんが、自分のために気をつけてくださいね。

発達神経内科医・横浜市総合リハビリテーションセンター:林万り先生の講座を受講した6年前、やはりメラトニンの話を聞きました。

母性愛が伝わってくる、とても素敵な先生でした。
いつか林万り先生に逢いに行こうと決めています。また逢いたいな。

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