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太陽の光と体内時計(生体リズム)2021/03/15

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書

体内時計は本来25時間のリズムです。
一日の時刻情報を全身に送り出し、臓器に存在する概日時計を調整するのが脳の視床下部にある視交叉上核で、身体活動や休息のリズムを担当しています。
25時間ということは放っておくと毎日1時間ずつずれていくので日々のリセットが大切です。
修正方法はいたって簡単。太陽の光を浴びればいいのです。
私たち人間は進化の中で「身体を動かして睡眠を誘発する」という仕組みを獲得してきました。
食うか食われるかの狩猟採集時代、生きるために獲物を捕らえる。
一瞬の油断で逆に食べられてしまう緊張感と、追いかける・逃げるといった全身運動で疲労困憊になった身体を休めるのは睡眠でしかなかったのです。
寝ている間に修復された細胞は、目覚めと共に交感神経にスイッチが切り替わり、また1日が始まる。
自律神経って本当に素晴らしい仕事をするのだと感動を覚えます。

太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされる。
1990年代から光療法の効果検証試験が多数行われ、ようやく体内時計(生体リズム)に及ぼす影響は光を浴びる時間帯によって大きく異なるということがわかってきました。
朝、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、そこから約15時間後に眠気が起こるという仕組みになっているのです。

朝はできるだけ6時〜7時の間に太陽の光を浴びましょう。
プラスして深い腹式呼吸を5回行うと、更にカラダの中が活性化しますよ。

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