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信頼関係があるからこそ実現した連携。2025/01/07

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書

naturally代表の南方和美です。

神戸大学医学部附属病院の看護師、峯山 佳恵さんとは5年前に日本健康運動看護学会の学術大会で知り合い、それ以来ずっと仲良くしてもらっています。
互いの活動や人となりをリスペクトし協力し合える仲間です。
スポーツ救護ナースとして空手やラグビー大会、神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会など、アスリートがフィールドで安全に競技できるようにメディカルスタッフとして活躍している佳恵さんのことを私は尊敬しています。

その彼女が看護学校で講義をすることになり「実践指導」のお手伝いをさせていただきました。

看護学校の資料つくり

10月半ばに資料つくりのレクチャーと運動指導を終えて、そのまま時間が経過しました。
「なにか分からないことがあれば何時でも連絡くださいね」と連絡すると「ありがとうございます。なにかあれば連絡させてください」と返事。
努力家の彼女のことだから相当努力しているだろうと心のなかでエールを送っていました。
どれだけ根性あるか、私は知っていますし(笑)

12月3日
「和美さん!!先ほど看護専門学校の講義がすべて終了しました」という報告と共に届い150枚のスライド。
もうね、出た言葉は「すごい♡」 これだけです。

フレイル・ロコモ・サルコペニアの定義や予防、ナースとして働くための身体つくり、病院職員の健康維持・増進および業務効率向上のための取り組み、姿勢や呼吸の大切さなど濃厚な内容で、看護師として自分自身の身体を大切にしながら働く「礎」を学べることは、大変有意義だと感じました。

スライド内の、

「複数の筋腹が縦で直列につながっている筋はどれか」
思わず直列の筋腹はいくつだったかな?と調べ直したり…

「排尿時に収縮する筋」としての主働筋を学生さんは4択からどれを選んだのだろう?と想像したり…

とてもお勉強になりました。私も受講したかった!!


立たされているのではありません(笑)
「正しい姿勢を確認する方法」を壁を利用して行っています。

医療従事者と非医療従事者は、まだまだ距離があります。
日本の社会保障制度が大きく変わらない限り距離は縮まらないかもしれません。

ですが、高齢化が進む中で人口減少による人手不足の問題や、声高らかに叫ばれている患者中心のケア実現、効率的なサービスを提供するために、医療における多職種連携は重要な課題です。

医療従事者の佳恵さんと非医療従事者の私が築いてきた連携は「一次予防」という形で実現しました。
この連携は、とても大きな意味があると考えます。

最後に
モデルになってくれたYUUちゃん、ありがとうね。
講義の日もナイスアシストしてくださったこと聞いています。
今年も講義もまた宜しくお願い致します。

カテゴリー: 可愛いおばあちゃんになるための教科書