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健康法にふりまわされないで2018/10/12

カテゴリー: トピック

健康運動指導士のテキストで難関だった第1章「健康管理概論
何度も読み返した中で確信したことは、
『健康の効果を証明するためには、数万人規模の参加者を長期間できめ細やかに観察し、その結果を判定することが重要』ということです。
まさにコホート研究にあたるのですが、根気強く研究することが本当に大切だと思います。

毎日のようにテレビで放映される健康法。
どれだけ多くの方が、この情報にふりまわされているでしょうか。
「今朝、テレビで観たけど」と嬉しそうに電話してくる実母の声からも解ります(笑)
もちろん情報は大切です!
それだけ健康にアンテナを立てている証拠ですから情報をキャッチする姿勢は素晴らしいと思います。


ですが…..


若々しく美しい肌を作るコラーゲン

こんなキャッチコピーに惹かれてコラーゲンを神と仰いでいた人、多いんじゃないかな?
アンチエイジングの救世主だったコラーゲンは、今どうなっていると思いますか?
「摂取したコラーゲンは小腸でアミノ酸に分解されるので、そのままの形で皮膚のコラーゲンになることは期待できない」
あらま。


「筋トレ」で痩せ体質に

理屈どおりにいくのは欧米白人。
50%〜60%が白筋なので鍛えると筋肉は大きく育ちます。

筋肉が増えると基礎代謝量が増え安静時の必要最小限エネルギーも使われるので筋力トレーニングで痩せ体質になれます。

一方、黄色人種(日本人も含む)は70%が赤筋といわれ筋力トレーニングだけで基礎代謝を高めるのは難しい。
赤筋は別名「遅筋」と呼ばれ、ゆっくりと長い時間にわたって働くことができる筋肉で、この働きが良く分かるのが魚『マグロ』です。


日本人が筋力をつけようと思ったら

身体活動量をあげる(1日の歩数を8000歩目標)
できれば週に3日の有酸素性運動でミトコンドリアのサイズを大きくする。

日常生活の中で取り入れることができるレジスタンストレーニングを心がける
大きな負荷をかける必要はありません(アスリートは別ですが)
ペットポトルを持ってスクワットやカーフレイズをするだけでもトレーニングになります。ね!!理屈がわかれば簡単でしょう?
メディアは欧米で流行している健康法を紹介していることを知っていただきたいのです。

私たちは日本人で欧米人とは異なる遺伝子・異なる環境因子のもとで生きています。
健康法が入り乱れて秩序すらなくしそうな昨今、本当に大切なことは「自分の心と身体の声に耳を傾けること」ではないでしょうか?
伝統的な生活習慣の継承、不適切な環境因子を正す
大切なことに気づいてみませんか?

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