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なんでやねん2023/02/25

カテゴリー: 女性の健康

naturally代表の南方和美です。

なんでやねん

10年前に出版された本です。
続けて「新なんでやねん」現在は「超 なんでやねん」も出版されている人気本です。
著者の西川雅夫さんは、共通の知人を通じて知りましました。
その方のお見舞いで偶然お会いしたことがありますが、とても素敵な紳士です。

都道府県で比べると大阪府は10万人あたりの医師数がトップクラスでありながら医療費が一番高い。(本文より抜粋)
ほんまに「なんでやねん」
医師数が多い医療費はパラレルのはずなのに何故?

そういえば、こんなことが実際にあったな…
ちょうど四年前に苦しんだ扁桃炎の話。
39℃が三日続いたのですが、インフルエンザAが大流行していた時期だったので病院に行かず自宅療養しました。
熱が下がり日常生活に戻ろうとしたのですが体力消耗が激しく身体がしんどい。

「点滴打ってもらおう」と自宅近所のクリニックを受診しました。

ドクターに訴えると「水分は摂っていたんでしょ?念のための点滴なんてしなくてもいいよ。うちは金儲け主義のクリニックじゃないから無意味な点滴はしません」
そういえば患者さんは沢山いるのに点滴してる人、だ~れもいない。
色々なことを思い出しました。naturallyを立ち上げて様々な医療機関に行く機会が増えたけど、そういえば点滴打ってる患者さんってあまり見ないな〜って。

でも、前に点滴患者で溢れかえっていた診療所をこの目で見ていたので「あ!なるほど、そういうことだったのか」と腑に落ちたのは「なんでやねん」を読んだおかげでしょうか。

点滴に関わらず、医療技術が進歩してきたというのに生活習慣病が増える一方なのは「なんでやねん
メタボリックシンドロームの標語は「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬」です。
必要な薬は必ずあるけど、その前に運動や食事といった生活行動で自己免疫を向上させることが生活習慣病を改善することだと思います。
努力してもらう前に多種類の投薬で症状をコントロールするから、いつまで経っても生活行動に気付かない!どんどん悪化するのは当然といえば当然。
医療技術が進歩しても生活習慣病が増え続ける「なんでやねん」は、そりゃそうでしょうね。

しかし西川さんの本は面白い。
健康運動指導士として得たい知識も多くあり、オススメの一冊です。

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