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市立芦屋病院 第86回ほのぼのコンサート2019/10/05

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naturally代表の南方和美です。

world hospice & palliative care day

「ヨーロッパでは緩和ケアは人権であると言われています」
そう教えてくださったのは市立芦屋病院の岡本薬剤部長です。

芦屋市の健康増進について相談に乗っていただくことが多いのですが、いつも的確かつ冷静にアドバイスしてくれます。

〜ホスピス緩和ケアを必要とする全ての人へ〜
世界ホスピス緩和ケアデーが2019.10.12ということで、緩和薬物療法認定薬剤師の岡本先生に話を聞きました。

緩和ケアは終末期ケアから発展し、あらゆる場面での「その人らしく生きることへの支援」と、本来は病気のひとの人権を守るためのもの。

がんの場合は医師による誠実な病状の告知や緩和ケアについての正しい説明、そして患者・家族・医療者のコミュニケーション促進が大切。

年金制度崩壊や介護難民、急増するがん患者。
将来の見通しが立たず不安な患者・家族に寄り添う緩和ケア認定看護師が機能していない現状

芦屋病院に関しては岡本先生の努力で緩和ケア認定看護師がうまく機能しているようですが、日本全体を見渡すと機能していないところが多い。

様々な課題がありますが、今年の5月末にドイツで開かれたヨーロッパ緩和ケア学会でVR装置を活用した取り組みを発表しニュースになりました。
https://cdn.kobe-np.co.jp/news/iryou/201906/0012404221.shtml


〜健幸華齢〜

サクセスフルエイジングを啓発する中で、健康運動指導士として皆様にお伝えしていることは「人生の扉の閉じ方を考える」と言うこと。
どう生きたいのかは、どういう死に方をしたいのかと同じだと思う。
「健康でも病気でも、いのちを尊ぶために「死」から目をそらさらずに生きることが大切」岡本先生と対談して感じました。

さて、ashiya camfart band【ACB】の第86回ほのぼのコンサートに行ってきました。

 

薬剤部の実習生が踊ってくれたパプリカは、まるで自分の子どもを見ているようでほのぼの

サックスで聴いたノーサイドは、思わず息子のラグビー花園予選の最終試合を思い出して鼻の奥がツーンとなった私。
こんな癒されるコンサートを8年も続けているACB、ステキですね!

 

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