運動が必要な意味2019/10/07
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naturally代表の南方和美です。
「動物にとっての運動は、植物にとっての水のようなものであり、動物は動かなくなると生きていけないものである」
この意味を論理的に教えてくれたのは大阪市立大学の元教授 羽間鋭雄氏 https://researchmap.jp/read0020558/
重力下において生存している動物は、ほんの数日間の無重力世界の生活によって10%以上のリン酸カルシウムが骨から逸脱する。
宇宙飛行士が無重力世界で筋の衰えが急速に進む、その例が証明しています。
また、横になっているだけでリン酸カルシウムが尿中に排泄されて骨が細くなる事実は、骨格筋が重力に逆らって収縮しなければ筋肉の機能が急速に衰え骨が正常に保てないことを証明しています。
「床ずれ」は呼吸や心拍出力が弱り筋肉が収縮しないことで循環不良が起き、背部が壊死することで起こります。
筋肉を収縮(縮める)ことや弛緩(緩める)、このシンプルな動作で筋ポンプや肺・心臓ポンプが活性化するならば、やはり身体を動かす「身体活動・運動」は私たちが健康に生きていくために重要なことなのですよね。
重力のお陰で筋肉を使い血液やリンパが身体中を巡る。
植物にとっての水は命の源。動物にとっての身体活動・運動は命の源。
羽間先生流のロジカルシンキングを受け継いでいけるように、私はこれからも努力します。
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