乳房を守ろう、乳がんの話。2025/02/02
naturally代表の南方和美です。
検診の普及で死亡率は減っていますが、乳がんは30代から急増するといわれ女性が身を守る方法は毎年の乳がん検診と言い切っても過言ではないでしょう。
日本人を含むアジア人女性は脂肪と比べて乳腺の割合が高い乳房を持つ人が多く、このタイプの女性は欧米人の乳房に比べて4倍 〜6倍も乳がんを発症しやすいというデータを見たことがあります。
また日本では乳製品や肉に代表される動物性たんぱく質の摂取が増えたことで、10代半ばから成長ホルモンと性ホルモンがしっかり分泌されるようになったことも乳がんを発症率を押し上げていると示唆する研究者もいます。
さらに睡眠時間が短く夜間人間が多い、乱れた生活リズムが乳がんの発症率を上げるということも想像できるでしょう。
生活習慣病の原因が「食の欧米化」と言ったとて、そんなに単純ではありません。
大腸ガンは食物繊維と肉の摂取量の問題が大きく、糖尿病では脂肪と炭水化物の摂取比率の変化、脂質異常症(高脂血症)では飽和脂肪酸の問題、疾患の数ではダントツ多い高血圧は動物性たんぱく質や塩分の摂取量が大問題になっていることは事実。
乳がんについては欧米化による乳製品の過剰摂取が危険因子の一つだと言われています。
もっと研究を重ねてエビデンスを出す必要がありますが、現在のところは米国の調査で10歳〜17歳くらいの少女期に脂肪分(乳製品ふくむ)を摂った人の乳がん発病率が上がるという結果が得られました。
正常な細胞に異常が起きてから発病するまでに10年以上かかる乳がん、30代に好発するのが普通だと言われているので、逆算すると10代からの食生活が鍵だということが理解できます。
もっと研究を重ねてエビデンスを出す必要がありますが、現在のところは米国の調査で10歳〜17歳くらいの少女期に脂肪分(乳製品ふくむ)を摂った人の乳がん発病率が上がるという結果が得られました。
正常な細胞に異常が起きてから発病するまでに10年以上かかる乳がん、30代に好発するのが普通だと言われているので、逆算すると10代からの食生活が鍵だということが理解できます。
大腸ガンも乳ガンも運動量を増やすと発病率が下がるというデータは確かに出ています。
食生活と共に運動習慣を見直し大切な乳房を守りましょう!
食生活と共に運動習慣を見直し大切な乳房を守りましょう!