ヒーローズカップ中国地区大会、メディカルチーム2023/11/26
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naturally代表の南方和美です。
ヒーローズカップ
https://www.npo-heroes.com
メディカルチームの一員としてスポーツドクターと救護ナースと共にヒーローズカップに帯同してきました。
気温8℃・湿度50%、時おり霙が降る中の倉敷水島緑地福田公園サッカー・ラグビー場でしたが、傷病者対応17件あったものの大きな問題は起こらず無事に大会を終えることができました。
BLS & AED講習会から始まりましたが、受講してくださった皆様の真剣さにこちらが活力をもらいました。
関係者一同が揃ってミーティングは、実は大会中に何度も行われ、子どもたちが安心安全にプレーできるように大人が注意事項をしっかり守ることを徹底しました。
平成倉敷病院の整形外科医 スポーツドクターの平川宏之先生と、倉敷中央病院の呼吸器外科 亀山耕太郎先生に多くの学びをいただきました。
お二人の初動の早さにびっくり。
シーンごとに「怪我が発生するであろう予測」が的確で、同じ場所にいても「あ!」と思った瞬間には、もう傷病者のところに駆けつけている。
Aグラウンド、Bグラウンド、どちらも対応できる広い視野に圧倒されました。
外傷性頚部症候群なのか?胸郭出口症候群なのか?あるいは一過性のものなのか?
コンタクトプレーの強い衝撃でショックを受けている子どもから確実なことを聞き出すのは困難ですが、ドクター達は子どもたちの気持ちに寄り添いながら聞き取っていました。
メディカルチームとヒーローズカップ代表 林敏之さんで記念撮影。
私の息子も幼稚園からラグビーしていました。
昔は芝生のグラウンドってほとんどなくて、土でどろどろになりながら練習していました。
当然、擦り傷も多くて、やっとカサブタになりかけた膝小僧の傷が、練習で生傷になる。乾く暇がない状態でした。
激しいぶつかり合いになる対抗試合は、グラウンドの中に入ったあとはチームドクターとコーチたちにお任せするしかない。
救護ナースの存在はなく、試合が終わって状況を聞くまで不安で仕方なかったという記憶があります。
試合の後に父兄や関係者スタッフから「赤いビブスをきた皆さんが走り回って対応してくれたので安心でした」と嬉しい声をいただきました。私も同じ思いです。
息子の現役時代に救護ナースがいてくれたら、絶対に安心できただろうな〜って、強く感じました。
今回、少年ラグビーの大会において救護ナースが帯同したのは全国初の試みとなります。
日本フットボール協会と「信頼関係」を築いてくださり、このような大切な取り組みを実現させたスポーツナースの塩津さん、峯山さん、そして救護ナースの皆さま、本当にお疲れ様でした。
11月4日に神戸大学の真新しい記念ホールで行われた日本健康運動看護学会 学術大会で登壇させてもらったから、今回の素晴らしい活動の参加につながりました。
学会の報告については、近日中にアップさせていただきます。
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