いのちをつなぐSARAYA | 健康経営コンサルティングのnaturally

いのちをつなぐSARAYA2024/03/26

カテゴリー：トピック

naturally代表の南方和美です。

SARAYAという会社を知ったのは2012年、今から12年前のことです。
心友から誘ってもらった食事会にいらしたのがsmart presenの新名さん。新卒で入った会社だと聞きました。

時を超えて私がSARAYA様の講演会で話をすることになるなんて、この時のメンバーの誰が想像できたでしょう。

健康経営優良法人2021に認定されたサラヤの企業理念は「衛生・環境・健康」に貢献すること。そのために社員に対して「衛生」「健康」の多様なノウハウや機能を活用し、健康づくりを推進・事業活動を通じて世界の人々の健康づくりに貢献する。
スケールの大きな健康経営をされている企業だと感じました。

実際に講演会に声をかけたnaturallyの取引先企業からも「改めてサラヤさんは素晴らしい取り組みをしていると思った」「月刊至知で更家社長の対談を読んで日本で一番大切にしたい会社賞を受賞されたことを知った。すごい会社さんやな〜と思っていた矢先に南方さんからお誘いいただいて参加して良かった」など、案内したことを感謝していただき私も嬉しかったです。

naturallyの健康経営は女性社員キャリアアップが中心ですが、健康経営優良法人ホワイト500の脱落法人を回避する企画づくりもありますので参考にさせてもらいたいと思いました。

講演会プログラム１は株式会社THF代表取締役の田中喜代次先生。

スポーツ愛好家やアスリートに向けた熱中症対策の話は理論的で濃い内容でした。
マラソン大会のメディカルスタッフとして活動している私は、運営会社に対して以下の情報をすぐさま知らせました。

現場で活動していると水中毒がどれだけ危険かわかります。
スポーツ医や救護ナースたちと対策を考えていたので有益な情報になりました。

田中先生が熱中症に備える〜オーダーメイド対策の重要性〜 について十分に講義してくれたあと、プログラム２でアルコールの影響と留意点について話をさせていただきました。

一次代謝としてのアルコール脱水素酵素の知識は知っている人が多いですね。
しかし二次代謝を知ってる人は、あまりいない。
アセドアルデヒド→酢酸→クエン酸回路（TCA回路）に入ってエネルギー源として使われ、最終的には二酸化炭素と水になります。
この時に何が必要かという話をさせていただくと、参加者の皆さんは身を乗り出して聞いてくださいました。

とても危険な思い込みは、私自身のクライアントから学んだこと。
「南方先生、昨日のゴルフは最高でした。暑い中でしたが、終わったあとの水分補給がたまらなく美味しかった」
よく聞くと、その水分補給はキンキンに冷えたビール…コースをまわっている間も「あとで美味しいビールをくいっと飲むために水分を我慢する」というのです。
なんと、なんと、危険なことしているのでしょう。