兵庫県中央労働センター「ワンコインカレッジ①」2024/11/20
カテゴリー: 女性の健康
naturally代表の南方和美です。
兵庫県中央労働センター主催のワンコインカレッジ「働く女性のためのヘルスリテラシー①」
11 月17日に知事選を終えたばかりの兵庫県庁近くで開催しました。
働く女性達が仕事帰りに寄っていただけるように講座の開始は18:30。
お疲れでしょうに、そんな中講習会に参加くださることに感謝しながら健康意識の高さを感じました。
最近は企業様の社内研修講師として活動することが多かったのですが、今回は久しぶりに一般の公開講座でちょっぴり緊張していました。
自己紹介は簡単に済ませて講義に突入。
みなさん身を乗り出してメモを取りながら真剣に聞いてくださいました。
終了後にいただいた感想で多かったのは「冷え性について」です。
人間が「寒い」と感じると、まず厚着をしたり暖房を入れたりするような「行動性体温調整」に入ります。
それがうまくいかなければ、次に甲状腺を刺激して褐色脂肪細胞組織にアプローチして熱を作ります。これは本能的な反応になります。
それでも「冷え」を感じる時、私達は筋をガタガタ震わせて熱を作り出す、これもまた本能的な反応なのです。
一時的な冷えではなくて常に身体のどこかが冷えている、あるいは冷えを感じることを「冷え性」と言いますが、ざっくりと4つに分類されます(あくまでざっくりです)
参加くださった人の中では四肢末端型と内臓型に区分されました。
内臓型「お腹が冷えて寝れない理由がわかりました。先生の教えてくれたように仙骨を温めて睡眠をとることにします」
はい、腹巻きもよいと思いますが、あまりに冷えが強くて寝れない場合は身体の背面を温めてくださいね。脂肪が多いお腹は熱伝導の効率があまり良くないというデータも出ています。
背面はお腹に比べて脂肪の量が少ないので温まりやすいと思います。
四肢末端型「私は手足が冷えやすいのですが、当てはまることが多くて納得しながら聞いていました」
はい、体内で上手に熱を作れない人によく見られます。体温維持のために必要な熱を逃さない防御反応が起きているのです。その反応が交感神経を刺激し手足末端の血管を収縮するために起こります。つねに戦闘モード(緊張状態)の人に多いので、できたら呼吸法を取り入れる・リラクゼーションの時間を作るなど生活の中から工夫してみましょう!
実技の最後はやっぱりスクワット。
どうしてスクワットのような関節をしっかり曲げて踏ん張る動作が必要なのか?を説明してから行ったので、参加者のみなさんの顔はキリッと引き締まっていました。
生きていく中で必要な動作であることを理解してくれたからでしょうね。
「スクワット好きになりました」
「また来週も学びたいです」
「知らないことが多くて目から鱗でしたが、とても楽しい時間でした」
皆さんからいただくコメントは私自身のエナジーです。
来週もどうぞ宜しくお願い致します。
来週の資料をチラ見せ(笑)重力下で生きる我々にとって大切な抗重力筋。
きめ細やかにお話させていただきます。そして、実技多めに構成いたします。
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